原発の再稼働、新増設は国民的議論を尽くして～請願を採択
電力不足は再生エネ・自然エネルギーで対策を～～市民団体から請願書
請願1号「原子力発電所の再稼働および新増設は国民的議論を尽くしたうえで決定することを求める意見書」を政府及び国会に提出することを求める請願
本請願は、日本共産党可児市議団２議員が紹介議員になったものです。
審査を付託された総務企画委員会では、請願について賛成少数で否決されました。
◎ 国・政府が新たなエネルギー戦略（方針）で、「脱炭素」の原発再稼働と利用促進を方針化しました。原発はクリーンエネルギーである、方針は国会で議論がされ、国がやることに賛成で、請願の意見書は必要ないとの反対意見。
◎ 原発の安全性や課題について、福島の教訓を活かすこと、開かれた場での国民的な議論も行わずに、時の政府が一方的に老朽原子力発電所を使い続けて、40年以上も再利用するというものです。原発事故が起これば手が付けられないこと、廃炉・汚染水問題など全く未解決であるので、この請願に賛成。
多数傍聴者が見守る中、採択を求める討論多数。反対討論なし
請願をした市民団体をはじめ、傍聴者多数の市民が見守る中、本会議では 請願の審査結果報告と討論が行われました。
請願に賛成の立場の討論が３名の議員から行われ、反対討論は出されませんでした。
①日本共産党可児市議団・とみだ牧子市議、②可児未来会派・川上文浩市議、③市民の声・山根一男市議～それぞれの立場や専門職・経験者の知識も紹介しながら、二度と原発放射能事故をおこさせてはならないこと、などこもごも訴えました。圧巻の討論が続きました。
その結果、
総務企画常任委員会の審査結果報告が逆転し、賛成11名、反対10で 請願は可決・採択されました。（賛否の表決態度については議会だより「議会のトビラ」88号6頁参照）
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