とみだ牧子可児市議です 23-3月議会質問から 報告レポ
可児市内に夜間中学をつくるように、岐阜県に働きかけて!
質問1・夜間中学校は、義務教育を終了しないまま学齢期を経過した人や不登校など様々な事情により十分な教育を受けられなかった人、外国籍の人などが再び学ぶ場として、夜間中学が重要な役割を果たしています。
令和4年4月現在、夜間中学は、15都道府県に40校。岐阜県にはありません。本市は外国籍の人も多く、また、不登校の児童・生徒も増えているので、市に夜間中学を設置するよう県に働きかけをしてほしいがどうでしょうか。
答弁------------ ・岐阜県においては市町村代表者による意見交換会を開催しており、本市から担当者が出席している。 令和4年度は本市を含む県内の外国籍生徒が多い13市町で予備調査を行い、5年度には県下全市町村を対象にした本格的なニーズ調査を行う予定になっている。
・本市では、外国籍児童生徒の不就学ゼロを目指して、ばら教室可児をはじめとした他市にはない学習支援に取り組んでいる。 本市に暮らす外国籍市民の方は多いが、実際に義務教育の機会を必要とする方がどれだけいるかはわからないので、県の調査に協力し今後の動向に注視していく。
コミュニティスクールを始めるには、十分な準備を
質問2・コミュニティスクールというのは、学校運営協議会を設置する学校のことで、学校と地域住民・保護者が協力して学校の運営に取り組むことが可能になる新しい制度だ。これまでの学校評議員制度とは違って、教育委員会が任命する形となる。 ・新制度移行にあたって地域で十分な話し合いが行われているか。
答弁・平成29年に改正された法律で、教育委員会は学校運営協議会を置くように努めなければならないとされた。 ・学校運営協議会委員は、教育委員会が任命する非常勤の特別職となる。また、同委員は、学校運営の目標や活動計画を共有し、当事者意識をもって熟慮・討議を重ねていく。そして、地域とともにある学校への政策を形成し、ともに学校運営を行っていくものである。 ・コミュニティスクールの研修会を行い、その後、準備委員会等を経て、コミュニティスクールについて地域と学校で検討していき、準備の整った地区からスタートする予定。
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