2103-6 可児市議会　子育て支援、学校環境質問

長期休暇期間のキッズクラブ・・・運営は万全か

　今年４月から、キッズクラブ（これまで児童クラブと呼ばれていた学童保育のこと）に入室できる学年が、小学６年生まで広がりました。さらに、夏休み等の長期休暇期間のみの入室も可能となりました。
　小学４年生以上のキッズクラブ入室拡大は、これまで日本共産党市議団が要望してきたことで、大変うれしいことです。しかし、長期休暇期間入室希望者が多くなって、他校のキッズクラブに行かねばならないケースもあるという話を聞きました。これまで２年にわたって行われてきた「こども見守りモデル事業」では、学校の教室を借りてキッズクラブ事業が行われて来ました。
　今回の自校のキッズクラブが定員オーバーの場合でも、他校のキッズクラブに行かせるのではなく、学校の教室を借りる等工夫をして、自校のキッズクラブで受け入れをすべきです。

【健康福祉部長の答弁】６月１日時点で、市内全キッズクラブの合計で、通年入室児童が６４９人、長期休暇期間入室児童が２４９人で、それぞれまだ定員に余裕がある。しかし、夏季休暇期間中には定員を超えることも想定して、学校の教室を夏季休暇期間中のみ借用することで、教育委員会、学校との調整が完了している。従って、児童が就学している学校のキッズクラブで受け入れができる状態だ。

学校へのクーラー設置計画は　　どうなっていますか

　小中学校へのクーラー設置について、私は昨年６月議会でも「クーラー設置、トイレ改修など教育環境の整備を」と要望してきました。この間、岐阜・各務原・関・美濃・美濃加茂・本巣の各市では、学校へのクーラーの設置ないしは設置計画が進められています。
　各務原市は、平成２８年度末までに市内全小中学校２５校の７１７教室にエアコンを整備する計画です。可児市のクーラー設置計画は、どうなっていますか。

【市長】エアコンの件に関しては、自分も設置すべきじゃないかと思っていたので、平成２３年度には教育委員会に対して、教育の責任者の立場で考え方を聞かせてほしいとお願いをした。
　今年３月、教育委員会からは「設置すべきである」との意見をあげてもらったので、今は、それをもとに最終的な検討をして、できるだけ早く結論をだし、方向が決まった時点で議会に諮りたいと考えている。