子育て中の母子家庭に 高すぎる国保税の減免措置を
市長に、減免規定の改善を求める
子育ての母子家庭に国保税減免を
ひとり親家庭の36%が現年分を滞納する異常な状態を改善し、払える国保税額にすることが必要だ。それには、低所得者に対し、収入減少に相当する「みなし控除」で特別の減免を実施するなどして、高すぎる国保税を引き下げることはできないか。
【健康福祉部長】国保税算定の際に所得の把握に基礎控除のみ適用する現行方式に統一されたので、無理だ。 納付困難事例にはきめ細やかな個別対応を行いたい。母子家庭等への支援では国保、福祉分野含め市全体で支援する体制をとっている。
【再質問】 低所得者世帯のさらなる収入減少に関わって、どう考えていくのか。 市長はどういう国保税の算定賦課がよいと考えるか。
【市長】 市の国保税が高いのは、可児市が悪いのではなく、国保の制度設計の問題だと考える。国保税の減免をするには公平性の中で、市民が理解し納得できる制度にする必要があると思う。
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