絵を描くこと 平和につながる

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ぎふ 平和美術展を開催

 岐阜市のメディアコスモスで8月13日から54回目の「ぎふ平和美術展」が開催されています。市内外から81人が絵画、写真、書、立体などの116作品を出品しています。最終日の18日午後には、鑑賞者と出品者の集いが開催されます。実行委員会主催。

 舞台芸術の仕事をしていた望月明さん(65)は退職の少し前に絵を始め、退職後はずっと母の介護を続けています。「絵を描くことができてよかった。母のための時間と自分の時間とスイッチを切り変えることができ、自身のバランスがとれている」と語りました。

 沖縄の現状を伝えるドキュメンタリー映画のショッキングな場面を短歌で書に表した座馬乙葉さん(77)は「書に何を書くか、考えるのが大切な時間となっています」「他の人の表現を見ると触発されますね」と語りました。

 毎年鑑賞に来ているという近くに住む女性は「誰もが何を描いてもいい。絵を描くことが平和につながっているのかな」とゆっくり見ていました。

「下から見ると笑顔」と作品をのぞき込む鑑賞者=8月13日、岐阜市
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