自衛隊の参加中止を

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岐阜・可児夏祭り 市民が市に要望

 岐阜県可児市で8月10、11日に予定されている「可児夏まつり2024」に自衛隊の参加はふさわしくないと、市民らが8月5日、冨田成輝市長に対して自衛隊参加中止を要望しました。要望したのは可児・御嵩平和委員会、原水爆禁止可児・御嵩協議会、新日本婦人の会(新婦人)可児支部の代表者らです。日本共産党の伊藤健二、冨田牧子両市議が同席しました。

 夏まつりは、「まつり実行委員会」が主催する盆踊りや噴き上げ花火、子ども向けイベントなどで賑わう市の一大イベントです。 

 市が発行する「広報かに」8月号に、まつりのイベントの一つとして「自衛隊がやってくる!自衛隊と写真撮影をしよう。南極の氷もさわれるよ」と紹介されました。

 参加者は「専守防衛と言っていた自衛隊は今大きく変貌している」「自衛隊は命を懸けて命令に従うことが要求される」として、「まつりを利用して小さい子どもたちに自衛隊を刷り込むことには反対だ」と訴えました。

 冨田市議は「防衛副大臣が南極の氷を配って問題となった件と重なり、広報を見た市民から『この氷は大丈夫なのか』という心配の声が寄せられました」と語りました。

 対応した経済交流部長は「市長に報告します」と話しました。

自衛隊の参加を伝える「広報 かに」NO919号
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