修学旅行に万博やめて

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岐阜 新婦人が県教育長に要望

 日本新婦人の会(新婦人)岐阜県本部稲垣豊子会長ら4人は7月18日県庁を訪れ、県教育長宛に要望書「2025年度の修学旅行や学校行事の行程に『大阪・関西万博』を入れないでください」を提出し、関係職員と懇談しました。中川裕子党県議が同席しました。

 参加者らは大垣市の中学校に子どもを通わせる保護者から「来年度の修学旅行で予定を変更して大阪万博に行くことになった。会場で爆発事故が起きているから心配だ」という声が上がっているとして、「県教委は万博を推奨しないで」「学校は十分な説明を」と要望しました。

 懇談では「新婦人しんぶん」7月13日号の「危険がいっぱい万博中止へ!」特集記事を示して「万博会場内で土壌から発生したメタンガスによって爆発事故が起きた」「会場への通り道が2カ所しかない」「万が一の災害時の避難計画もない」などが心配だと説明。子育て中の会員は「爆発事故があったことを知らない親御さんもいる。危険があるということを知らせ、保護者の意見も十分聞いてほしい」と訴えました。

 対応した山田高秀義務教育課長、棚橋武司高校教育課長は「安全安心を確保することが大前提。丁寧な説明も必要だ」と答えました。

山田氏(左から2人目)に要望者を手渡す稲垣氏(3人目) = 7月18日、岐阜県庁
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