「続・水どぅ宝」上映会

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岐阜・各務原 PFAS問題を考える

 沖縄テレビ放送制作のドキュメンタリー「続・水どぅ宝」の上映会が23日、岐阜県各務原(かがみがはら)市で開かれ約60人が参加しました。主催は「PFAS(有機フッ素化合物)汚染からいのちの水を守る各務原市民の会」です。

 本映像は「続・水どぅ宝」の続編で、沖縄で2016年に本映像は「水どぅ宝」の続編で、沖縄で2016年に有機フッ素化合物(PFOS)が高濃度検で検出されたことに始まる問題と住民らの運動、PFAS汚染とがん発症との関連や農場汚染が明白になり住民の運動でPFASの健康被害を認め規制強化へと舵を切ったアメリカが描かれています。胎児への悪影響や世界中でPFASの汚染源となっている米軍基地の「日米地位協定」の壁も指摘されています。

 今尾明美代表は、各務原市で発生しているPFAS問題にかかわって、「浄水器の設置、土壌検査や血液検査の実施を市や県、国に対して要請してきた」と報告、「『目標値(1リットル当たり50ナノブラム)を下回ったから安心』ではない」「子どもたちには安心な水を飲ませたいという思いで一緒に声をあげましょう」とあいさつしました。 

 参加者から「とても衝撃を受けた。もっと多くの人に広げてほしい」と発言がありました。上映会は、7月6日、13日にも開催が予定されています。

上映の後、感想を述べあう参加者 = 23日、岐阜県各務原市
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