岐阜・「サロン9条例会」
岐阜市内で28日、岐阜・九条の会による「サロン9条例会」(373回目)が「いまアフガニスタンはどうなっているのか?」と題して行われ、17人が参加し意見交換しました。
参加者は、「2023年のアフガニスタン西部地震直後の被害や干ばつの現状、かんがい水利事業によって復活した緑や農地の様子」について藤田千代子PMS(ピースジャパン・メディカルサービス)支援室室長の講演をビデオ視聴、その後にペシャワール会・名古屋代表五井泰弘さんが会の発足から現在までを語りました。
五井氏は「20年のタリバン政権復活後は治安の改善がみられるが、経済制裁、自然災害によって経済は困窮している」「中村哲医師が亡くなった後も、中村さんの遺志と希望を引き継ぎ事業は継続されている」「『戦争のない平和な世界への願い』も引き継いでいきたい」と語りました。
「女性差別はタリバン政権になって拡大したのか」「危険地帯でも武器は必要ないという中村さんの姿勢から学ばなければならない」などたくさんの質問や意見が出ました。