平和への決意新たに!!

カテゴリー:

岐阜で「九条の会」交流会を開催

 岐阜県各地にある「九条の会」が集まって、さる3月31日、「2024 九条の会 岐阜県交流会」が岐阜市で開かれました。7年ぶりとなる交流会には約100人が参加。吉田千秋「岐阜・九条の会」代表が「平和のために貢献したい。学んで交流し、元気になる場にしよう」と呼びかけました。

 日本福祉大学の三宅裕一郎教授が「『軍事による平和』に対抗するために私たちが知っておくべきこと」と題し記念講演を行いました。

 三宅氏は「『軍事による平和』の限界や問題点を、若い世代に響くように発信していくことが必要」と指摘。アプローチとして「戦争回避の『政治』を選択する」「戦争が始まれば誰もが当事者(協力者)だという認識を高める」「地方自治体や市民団体などの『マルチトラック外交』を進める」「アメリカやアジアの市民との連帯を模索」の4つを示しました。

 意見交流では、いくつもの会が「会員の高齢化やコロナ禍でも会報発行やスタンディングを粘り強く継続している」と紹介。「毎年1月の成人の会への参加者に、コンパクトなカードを手渡して宣伝している(郡上・九条の会)」、「他団体と協力して自衛隊射撃場撤去の運動を再燃させている(長森・日野九条の会)」、「県内2番目の『9条の碑』を建立する計画を推進中(藍川地域9条の会)」などの活動も報告されました。

三宅氏の講演を聞く参加者 = 3月31日、岐阜市
© 2014 - 2024 日本共産党岐阜県委員会