“可茂の会”がスタンディングアピール 岐阜
福島第1原発事故から13年目を目前にした10日、「原発ゼロをめざす可茂の会」は、可児市の文化創造センター南交差点で「フクシマを忘れない」「原発いらない」などの横断幕やプラカードを掲げてスタンディングとリレートークで通行人に訴えました。約60人が参加しました。
高相明子会長は、「元旦に能登半島地震がありましたが年前の福島第1原発事故を忘れてはなりません。いまだに帰還困難区域が指定され、原発事故処理は進んでいません。日本は活断層の上にあり原発もある。日本に原発があるのは自殺行為だと訴え続けましょう」と呼び掛けました。
参加者15人が次々とマイクを持ち、「東日本大震災以降、日本中ほぼ毎日どこかで地震が起きている。事故が起きてからでは遅い。いま全ての原発の稼働を止めよう」、「地震大国の日本には放射性廃棄物を保管してよい場所はない。政府の政策は日本を亡ぼしてしまう」、「老朽原発再稼働と原発新増設へと大きく政策転換をした岸田政権は、数の力にあぐらをかいている。自民党政治を変え原発政策を変えよう」などと訴えました。
同日に岐阜市でも「さよなら原発・ぎふ」主催の集会とデモ行進が行われ、130人が参加し「フクシマ事故は終わってない‼」と訴えました。