恐ろしさ伝えたい 岐阜
新日本婦人の会岐阜県本部は2月28日、浅沼信人さん(元高校教員)を講師に、県内16支部22会場をオンラインでつないで「原発学習会」を開催しました。計123人が参加しました。
稲垣豊子会長は、「支部や小組で『新婦人しんぶん』を読み合うと、能登半島地震に関して『原発が心配』という声が必ず出る」と学習会の意図を語りました。
浅沼さんは「原発ゼロをめざす可茂の会」学習会などで、毎月講師を務めてきました。「能登半島地震で、改めて地震大国日本には原発はあってはならないという思いを強くしています。国中の人に納得してもらえるような発信をしていきたい」と話します。
学習会では、具体的な図やデータ、新聞記事などを用いて、自然災害に対して無防備な原発、老朽原発の再稼働の危険性、政府の原発対策の方針転換などについて解説しました。
参加者から「『原発に異常はない』の報道を信じている人は多い。原発の恐ろしさを広げたい」「毎週金曜のスタンディングを続けたい」などの感想が寄せられました。