3周年記念し、スタンディング リレートーク
核兵器禁止条約発効3年目の22日、名鉄岐阜駅前で、政府に条約署名、批准を求める集会が約20人の参加で行われました。実行委員会主催。
日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市事務局長は「被爆者は人類と核兵器は共存できないと勇気をもって発信してきた。日本は今こそ核の傘という誤った考えを捨て核兵器禁止条約に加わるべきです」というICAN事務局長の文章を「同じ思いです」と紹介。
「核兵器禁止条約締約国会議に参加している世界の多くの国の人々は、日本はとっくに条約に署名していると思っている。人々の願いに応える政府をつくり、核兵器をなくし人類を守る運動を共に進めていきましょう」と訴えました。
新日本婦人の会県本部の稲垣豊子会長は「県議会に『政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願』を出しましたが不採択(日本共産党は反対)でした。核兵器はダメという若者らともつながり、政府、県議会に訴えていきたい」と、広島の高校生が描いた原爆の絵を掲げました。
5人がリレートークする間に参加者は「核禁条約発効3年、日本政府は批准せよ」「核廃絶で世界を平和に」などとコールし、思いを込めて「青い空は」を合唱しました。
立ち止まって横断幕の文字を読んでいた男性は、「核兵器は止めなきゃダメだね。人が死ぬからね」と語りました。