岐阜で平和委員会が総会と講演
岐阜市平和委員会は16日、市内で総会を15人の参加で開き、岡本浩明弁護士(自由法曹団岐阜支部長)の講演「戦争準備ではなく教育や社会保障にお金を使え!」を聞き意見交換しました。
岡本氏は2012年の特定秘密保護法の強行採決に始まった安倍政権から岸田政権へと引き継がれている政府の戦争への道、戦争準備を批判。「反撃能力はいらない。日本がアメリカの戦争に巻き込まれることを防ぐために2014年以前の自衛隊に戻そう」「軍事費より優先すべき課題がある」「今こそ恒久平和主義を掲げる憲法9条の重要性に確信をもとう」と語りました。
参加者からは、「沖縄が軍事要塞化されている現状に対する苛立ちや怒りを感じる。国に対する住民の微力さに本当に戦争を止めていけるのかと思う」「年々恐ろしさが増している。仲間とチラシを配っているが若い人にもっと知らせたい」「自衛官募集に関する氏名等の情報提出に対する除外申請の制度を対象者にきちんと知らせる必要がある」と時間いっぱい発言が続きました。
湯上澄子副会長は「軍備拡大反対、平和外交、核兵器禁止条約批准を求める運動などと、やらなければならないことがいっぱい。地元の問題にも機敏に対応していきたい」と語りました。