さよなら原発パレード・ぎふ
JR岐阜駅南の清水緑地公園で10日、第49回さよなら原発パレードが取り組まれ約100人が参加しました。さよなら原発・ぎふ主催。
集会で「さよなら原発・ぎふ」の伊藤久司代表は「日本は世界の約0・3%の国土に世界中の10%の原発が集中しており、世界で最も高い密度で原発が立っている。その原発の耐震性は一般住宅よりぐんと低い。地震大国の日本、原発とめよう」と呼びかけました。
今年8月「放射性汚染水の海洋放出を中止させる日韓徒歩行進」に参加した愛知県在住のキム・クァンミさんは体調不良のため、一緒に行進した近藤ゆり子さんが「一市民の自分が声を上げることは単なる点かもしれないが、点がつながり線になり、線が連帯すれば広場になる。共に歩き続けましょう」とあいさつ文を代読しました。
「だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜」のサポーターは「11月の控訴審敗訴に気持ちは負けてはいない。最高裁に向けて全国の訴訟団と運動を展開していく」と発言。「老朽原発の運転を考える会」は「老朽原発の運転を見直す意見書」を国に提出するよう県議会へ請願を出したと紹介し、拍手が上がりました。
参加者は小春日和のなか、打楽器を手に「さよなら原発いのちが大事」「電気はあまっとる再稼働反対!」と声を上げ約1kmをデモ行進しました。