岐阜健康友の会「ホットハウス」
岐阜市加野にある岐阜健康友の会藍川支部が運営する「ほっとはうす」で24日、「無料カレーの日」が催され、40人が訪れました。
事務局長の大塚和子さんは、「コロナ禍にみどり病院(岐阜民主医療機関連合会)と健康友の会とで行った『困りごとアンケート』に、『病院代、薬代が払えない。1日1食の生活』という地域の方の声があり、2021年11月に食事支援を始めた」と語ります。
毎月1回の開催を続けて3年目になりました。「本当に必要な人に届いているのかという思いもありますが、来られない近所の人にも届けると持ち帰ってくれる人が出てきました」と気配りしながら手を動かします。
今回はボランティア総勢7人がそれぞれの時間に合わせて参加し、持ち帰り用にカップに入れられた手作りカレーとご飯を60食、地域の方から届けられた手作りの漬物と「フードバンクぎふ」提供のインスタント食品を準備、提供しました。
利用者同士で「久しぶり。元気やった?」「帰りは一緒に車に乗って行ったら?」などと声を掛け合い気遣う姿が見られました。
最近から利用を始めたという女性(77歳)は「カンパを置いてくるから気兼ねなく息子の分ももらえる。本当に助かる」、一人暮らしの女性(80歳)は「一人でいると気持ちがこもってしまうので、ここが頼り。私の月1回のカレーはここでいただくカレーです」と笑顔で話しました。