沖縄 辺野古の運動に学ぶ

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岐阜・多治見市

 岐阜県多治見市で28日、ジャーナリストの伊藤千尋氏が「一人ひとりの行動が社会を変える~戦争準備より平和の確立を」と題して講演しました。「九条の会・たじみ」が3年半前にコロナで中止とした講演を開催。約75人が参加しました。

 伊藤氏は「1928年パリ不戦条約に始まる『戦争否定』100年の歴史の中で『NO WAR』『誰もが平和に生きる権利をもつ』が世界のあるべき姿になっている。岸田政権はその流れに逆らい平和国家を放棄。ウクライナ戦争に便乗して軍事大国化、改憲を図ろうとしている」と岸田政権を批判。「『憲法9条で国を守れるのか』と言うが『国を守る』という発想は敵と味方をつくることになり戦争を導く。9条は人間性を守り、国を超えて人類を守る」と語りました。ベルリンの壁崩壊のきっかけは「我々は考えなければならない」「前に進まなければならない」とプラカードに書いて掲げた若者5人の行動だったと語り、「一人ひとりが行動しよう。沖縄の辺野古の運動に学び、相手を敵と見ることなく語り掛けよう」と呼びかけました。  

 参加者から「とてもよくわかる話だった。元気をもらった」「9条はアメリカの押し付けという声に答えきれない自分がいた。もっと学びたい」などの感想が聞かれました。

#九条の会 #憲法9条 #九条の会・たじみ

講演をする伊藤氏 = 28日 岐阜県多治見市
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