岐阜青年ユニオンがアンケート
岐阜青年ユニオンの「おかゆプロジェクト」のメンバーは15日、岐阜県瑞穂市で行われた、約120の飲食店や物販ワークショップなどが並ぶ「レアアネラ・マルシェ」でブースを設けて「看護休暇制度(育児・介護休業法)を知ってますか」「利用したことがあるのか」など尋ねるアンケートを実施しました。
「おかゆプロジェクト」は、2021年1月に子育てしやすい社会の実現めざして立ち上げられ、看護休暇制度の拡充を求める請願署名(ネット署名)に取り組んでいます。
ユニオンの小川恵実子さん(36歳)は、「2人目の子の育休中にこのプロジェクトで看護休暇制度をしりました。周りの人も皆知らなかったし、夫は看護休暇を申し出たとき会社から『制度がない』と言われ、調べてもらったら就業規則にあったくらいで、会社側も知らないことが多いとおもいます。」と話します。
もっと多くの人に制度を知らせたいと、「マルシェ」のお店を見て回る子ども連れの参加者に笑顔でアンケートへの協力を呼びかけました。
回答した30人のうち、看護休暇制度があることを知らなかった77%(23人)制度は知っていたが使ったことがない10%(3人)知っていて使ったことがある13%(4人)でした。
べビーカーを押す女性は「今は育休中だけど子どもたちが幼稚園に通いだしたら働きたい。制度を教えてくれてありがとう」と、チラシを丁寧にたたんでバッグに入れていました。
プロジェクトでは昨年3月に制度を紹介する動画を作成し発信、今年7月に3万2000人を超える署名を厚生労働省に提出しました。署名は現在も継続中です。