「第48回さよなら原発パレード」行われる
岐阜市のJR岐阜駅南清水緑地公園で10日、48回目の「さよなら原発パレード」が約100人の参加で行われました。さよなら原発・ぎふの主催。
伊藤久司代表が、「関電は4月に日本最古の高浜原発1号機を再稼働させ、15日には2号機の再稼働を予定している。危険な老朽原発再稼働と将来に禍根を残す福島第1原発の汚染水海洋放出は根っこが同じ問題。私たち国民が強い意志を持って世論を変えていきましょう」と訴えました。
だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜原告代表の岡本早苗さんが、「福島の原発事故で発生した全放射能の7割はすでに海に流れている。政府は今回、意図的に放射能汚染水を放出した。汚染のバラマキを何度繰り返すのか。福島だけの問題ではなく全国民で考えていかなければならない問題。一緒に声を大きく上げていきましょう」と力強く訴えました。
京都からの参加者、老朽原発うごかすな!実行委員会の木原壯林さんが、「岸田政権、関電の『原発依存社会』への暴走を止めるには、目に見え耳に聞こえる市民の運動の爆発が不可欠」。「原発のない社会を求める全国の人々と連帯していこう」と呼びかけました。
集会後、参加者は「老朽原発、今すぐ廃炉!すべての原発、再稼働反対!」と元気よくコールして市内1.2キロをデモ行進しました。