「二重の大逆流」に立ち向かい得票率で前進かちとる 「自力不足」の打開へ「130%の党づくりへ全力あげよう!
2023年4月28日 日本共産党岐阜県常任委員会
「戦争か、平和か」の歴史的分岐のもとでたたかわれた統一地方選挙が終わりました。わが党の勝利・躍進のためにご支持、ご協力、ご奮闘いただいた後援会員、支持者、党員のみなさんに心からの感謝申し上げます。
岐阜県党の結果は、前半戦の県議選での中川県議の議席獲得に続き、後半戦では10市5町に22人の候補者を擁立してたたかい、20人が当選し、改選比で2議席の前進となりました。本巣市と垂井町で議席空白を克服し、高山市で前回選挙後になくした議席を回復しましたが、念願の議席増に挑戦した岐阜市では1議席後退という残念な結果になりました。
今回の選挙は、21年総選挙以来の野党共闘と日本共産党に対する激しい攻撃と、ロシアのウクライナ侵略を契機とした軍事力大増強の大合唱という「二重の大逆流」が、さらに増幅されることに加え、党の自力の後退という厳しい条件のもとでのたたかいでした。わが党は、こうした条件のもとで、「二重の大逆流」を押し返して勝利をかちとる決意を固めて、選挙戦にのぞみました。後援会員のみなさんには、選挙戦の担い手としてご奮闘くださるよう訴え、多くの方々に応えていただきました。
わが党が今回獲得した得票率は、「二重の大逆流を押し返す過程」にあった22年の参院選の比例得票率との比較で、県議選は5・7%から9・9%へ、市町議選では5・8%から6・2%へと伸ばすことができました。これは、「二重の大逆流」に対してよく踏みとどまり、「今後の前進・飛躍に向けた足掛かりとなるものです」(4・24日本共産党中央委員会常任幹部会声明)。後援会員、支持者、党員の皆さんのご奮闘に重ねてお礼申し上げます。
選挙戦の総括は、党内外の皆さんの声に耳を傾け、7中総が提起した「現状を打開する3つのカギ」のとりくみの教訓、問題点を明確にし、今後に生かすための論議を深めるようにします。同時に、「最大の教訓にすべきは、党の自力の問題にある」、「そのことを、これまでのどの選挙よりも痛切に実感して」いることは、選挙の勝敗いかんにかかわらず、全党の共通の思いです。
来年初頭の第29回党大会に向けた「130%の党づくり」の「緊急で死活的な重要性」を改めて全党の共通認識にして、やりぬく決意を固めています。この党づくりへのご協力も訴えて、選挙のご報告とお礼に代えさせていただきます。